短焦点アクロマート系屈折の自作

今年は異常に晴天日数が少ない。夕方から曇りで朝方晴れ、というパターンがしばらく続いており、なかなか撮影ができていません。夕べは早朝に目が覚め、オリオンが見えていたので半年前に作成した望遠鏡をベランダから覗いてみたところ、合成焦点距離(計算値)317mm, F値5.3の2群4枚構成で色収差も少なそうなシリウスが見えました。50年前の屈折望遠鏡ですが、これをばらして超短焦点屈折としました。

  

対物レンズ構成:60mm-900mm(Vixen)+60mm-400mm(Tomy)を2枚結合

合成焦点距離:web参照 いわゆるレデューサー光学系の式

 

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白い鏡筒部分の長さは105mm 先端に60mmアクロマートが2枚+細目のフードです。

接岸部はK-20mmですが、CMOSカメラも付けられました。30mmのファインダーまで装備。

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K10mm 推定31倍の画像。スマホどりです。色収差なさそう。

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1つ目はTomyのアクロ、その後ろに貼り合わせの銀色のスペーサーが入っているのがVixenのアクロマートです。つまり、2群4枚構成。

F5なので色収差が気になるので、いずれカメラで青ハローどうなのか見たいです。