自作レデューサー(SE120)

11月10日ー11日(田貫湖駐車場)、D120mmF5+PenFですばるM45を撮影。雲が流れるがまずまずのシーイングだった。色収差(青ハロ)改善は主にCLSフィルターの効果だが、この写真左側中央を拡大してみると、レデューサーによるコマ収差の改善が確認できた。

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左:未着用(ISO20000-30sec)   右:AC4+CLS (ISO25600-30sec)

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星像の違いには焦点距離、露光条件などがあるがまずは効果ありと思っている。課題はレデューサー外径が鏡筒内径に対してぎりぎりなこと。スムースにしたい。

 

次にオリオン座M42でY2フィルターでのカメラの色温度設定の影響を見た。

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色温度の影響

Y2フィルターは480nmまでカットするので太陽光5300K設定では「まっ黄色」のオリオンだがより低温度設定のほうがよさげだった。3000Kと極端なので5秒しかとっていない。

最後に12日に撮った反射(C8N)での星像と比較して見る。

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左がC8NでISO10000-10sec露光。こうしてみるとSE120+自作レデューサー+Y2でも決して悪くなさそうに見える。もう少し追ってみよう。