M51 色収差補正

 SE120で撮ったM51はすでにスタック処理してあるが、OM Workspaceで色収差処理をRAW画像で行い、比較してみた。結果は、10等以下程度の暗い星に対しては色収差補正は効果ありだが、8等級の明るい星では、その後の処理で輪郭が協調されてしまい、あまり効果がなさそうだ。このソフトの色収差処理は、どうも恒星像の周辺部の弱い青色像を少なくしているようなので、さらにコントラストUP処理をすると、つまりはエッジ強調になってしまうようだ。おそらく空間分布曲線をガウスなり何かで当てはめ、末端強度を下げると、その手枚の足の部分が上がってしまうのかな、と考えている。正しいかどうかはわからないが。。ともあれ結果を載せる。なお8等級の星はカットした。

f:id:ichimarron:20220318105703p:plain

ISO10000-60秒×21枚スタック その後階調調整

ちなみに、15,16等級までは写っている。