半年ぶり!

9月26、27日と半年ぶり写真撮影を再開。数日前には台風の影響で大雨で、今週もまた台風の影響で雨の予報。まずは80mmED屈折でいろいろ思い出しながら北天で南中してきたケフェウス~カシオペアにあるM52やNGCなどを撮ってみた。

Pen-F直焦点、ISO25600-30sec露光×42枚スタック処理。

M52はすぐに見つかり、モニターで見てみるとNGC7635の赤い星雲が確認できた。max感度なので赤い部分の階調は期待できないが、まずは初めての撮影で確認できた。画面左上に赤っぽいものが写り調べたところケフェウスδ星と分かり、こんなに赤いんだと。NGC7635の赤い部分を強調してみたがやはり広がり出てこなく背景もひどい。ISOを下げてより長時間撮影が必要だと思った。なお、NGC7635はその形状からバブル星雲とも呼ばれている有名な発光星雲である。

次に同じくケフェウス座にあるNGC7510で、114,00光年遠くの散開星団。上のM52より西側にある。ISO25600-30秒露光×23枚数スタック処理。幸運にも画面右側に赤色のSh2-156が写っており、160,000光年先にある星雲とのこと。orioさんのブログに詳しい。

IC 1470(Sh 2-156・散光星雲・ケフェウス座) – Orio Blog

 

更に調べてみると画面中央に数少ないが星の集まりが見えるが、これも散開星団で"King-18"となづけている資料があった。NGC 7510 (greggsastronomy.com)

Kingとはケフェウス座のことで古代エチオピアの王様のことらしい。Kingは何番まであるか分からないが、この辺にはいろいろな星雲星団があり、またカタログも何種類もある。次はD200mmの反射で拡大像を撮ってみたい。