2024-01-01から1年間の記事一覧
IC417(別名スパイダー星雲, 10000光年)はぎょしゃ座にある散光星雲で、地球から見て我が銀河中心の反対側の端っこにあるそうですが、この星雲の中でたくさんの若い星たちが生まれているとのこと。赤っぽく見える散光星雲の中にあるようなので、近赤外で撮…
日没直後であまり時間がないのですが、まずは可視vs近赤外で何か面白いことはないかな、と思い撮影をしてみました。 本当はフィルターを2枚組み合わせて「疑似ナローバンド」的な画像を撮る予定なのですが、なんせ時間がなく。UHCで一応光害はさけ、UV-IRcut…
いろいろな方々のブログを参考にしてRegistaxを、ほぼ無自覚にスタック処理をしてきました。今年は夏ころにかなり明るくなる彗星が予測されていて、彗星核基準での合成にはやはりステラを購入する必要があるのかと、逡巡していました。が、この度、Registax…
大谷選手の活躍で有名なユニコーンは、そういえば冬の星座だよね、ということで調べてみたところ、撮影には南中を過ぎているがまだ良い位置のよう。 1枚目:クリスマス星団の中のFox Fur Nebula。「狐の毛皮」に見えるらしいが、わずかに暗黒星雲のもやもや…
2月に入り天候が優れず、8日になり「晴れ」の予報だったので144P-串田彗星を撮りにC8Nを載せていつもの湖畔に到着。しかし富士山のシルエットは頂上まできれいだったのに高層雲が晴れず、目視では2等星がやっと。とりあえず短時間露光でヒアデスの中を撮影し…
NGC2403はキリン座にあることから一応年中観測可能と言われていますが、やはり冬から春先にかけて見やすいようだ。M33を小ぶりにしたと言われ8.9等もあるので写してみたが、思ったほど「映えない」。で、調べてみると、超新星が発見されていたり、H2領域が活…
1月4日に板垣さんが発見したNGC4216の超新星を撮りました。16日は夕刻まで突風が吹き荒れていて、予報では夜に収まるということでしたが信じず、軽量単筒のSE120でトライをすることにしました。23時ころにはすっかり風もおさまり、これなら20cm反射にすれば…
M42を波長850nm~約1300nmの近赤外で撮ってみた。狙いは散光星雲のむこうの星、トラペジウムをはじめとする微恒星を撮ることにあります。参考のために口径40cmで撮られた公開画像を載せました。トラペジウムは飽和していますが、より微恒星が写っています。 …
冬と言えばやはりオリオン座。M42の羽の向こうにどのくらい恒星が見えるか、ややトレンドと逆行するような気がしているが、撮ってみた。以前トラペジウムを見るために電子アイピースをつけて同じような撮影したが、そういえば赤外改造デジカメではまだだった…