いろいろな方々のブログを参考にしてRegistaxを、ほぼ無自覚にスタック処理をしてきました。今年は夏ころにかなり明るくなる彗星が予測されていて、彗星核基準での合成にはやはりステラを購入する必要があるのかと、逡巡していました。が、この度、Registaxでもマニュアルで基準を設定することでなんとか複数枚のスタック処理ができることを確認しました。今更ながら! です。
データは昨年1月に撮ったZTF彗星です。ISO16000で60秒露光を14枚、そのまま自動で処理すると当然彗星のほうが時々刻々と移動してしまいますが、彗星核を拡大しマニュアルで4点設定して合成したのが1枚目です。Registaxもすごいな、と感心しました。60秒1回露光がその下で比べると、テイルも少しは映し出すことができています。
最近Orioさんの記事(M42(オリオン座大星雲)近赤外での撮影 – Orio Blog
とか)を読むにつけ、自分で使っている機材やソフトの中身を知ることの大切さを学んでいます。感謝です。