2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

アクロマートvsED比較(M45)

SE120はD120mm F5 のアクロマートであり、SVBony 80EDはD80mm F7のED仕様の(セミ)アポクロマートである。EDのほうは1群2枚でガラスが低分散ガラスを使っているということである。値段的には1万円弱高めだがやはりEDが魅力で購入していた。 SE120の青ハ…

レデューサー AC4 vs AC2

本当はC8Nの反射用のレデューサーとしたいのだが、接眼部まで交換しなければ合焦しないことが分かったので引き続きSE120(D120mm fl600mm, F5.0)でテストをした。 以前の結果として、SE120 + AC4 で実測0.73倍(計算値0.78倍)を得ている。 今回(11/26)M45…

6cmアクロマート×2枚(2群4枚)で木星の動画を撮ってみた。

機材です。 動画から切り取ったものです。 MP4に変換した動画をUPします。 色収差はまずまず改善されているようです。低空でも6等級まで写っており、この画角ならM42とか撮ってみたくなる。

Y2フィルター(その2)

引き続きSE120にレデューサー+Y2で色温度の影響を見てみた。 M42は明るく大きな星雲であり、CLSフィルターなどをつけて撮ると思いのほか赤みが強くコントラストが美しい。しかしSE120では短焦点アクロマートの欠点=青ハロがくっきり出てしまう。CLSは460nm…

青ハロと自作レデューサー

田貫湖湖畔でM45とM42を撮影(20211110-11)。鏡筒はD120nn F6のアクロマートで、自作レデューサーのテストおよびCLSフィルターによる青ハロ減効果確認を行った。 左:AC4自作レデューサー+CLSフィルター、 右:対策なし 対策なしの写真では青ハロがきれいに…

自作レデューサー(SE120)

11月10日ー11日(田貫湖駐車場)、D120mmF5+PenFですばるM45を撮影。雲が流れるがまずまずのシーイングだった。色収差(青ハロ)改善は主にCLSフィルターの効果だが、この写真左側中央を拡大してみると、レデューサーによるコマ収差の改善が確認できた。 左…

新旧カメラ

フイルムカメラやレコード、最近はラジカセなどが話題になっているようだ。「忙中ではないが閑話あり」ではないが、今日は雨降りなので以前のカメラを引っ張り出してみた。 オリンパスM-1とPen-F。どちらもヤフオクからなのだが、M-1は現役、Pen-Fはジャンク…

アクロマティックリレーレンズ系

自作した60mmアクロ×2枚の2群4枚系の木星像がずいぶん色収差が少ないという結果ですが、Edmundさんのwebで光学系比較があります。配置はやや違いますが、参考にしいています。宝石鑑定用ルーペでもリレー配置があるようです。 光学系比較 光学アプリケーショ…

自作レデューサー、青ハロ対策結果

夕方から晴れてきたので晩酌のあと木星撮影してみた。 1.自作レデューサー SE120はアクロマートながらD120mm F5と短焦点で明るく、目視観察なら楽しい鏡筒。しかしデジカメでは青ハロがきれいに出てしまうことから、たくさんの人が対策を考えている。またP…

続報「短焦点アクロマート系屈折の自作」

この自作望遠鏡(D60mm F5.3)で木星像を撮影してみました。Or4mmで推定80倍でスマホコリメート撮影です。このF値・倍率でも色収差はほぼ抑えられていました。衛星が流れているのは手持ち撮影のせいでしょう。また焦点像が甘いのは、2枚目の対物レンズをテー…

短焦点アクロマート系屈折の自作

今年は異常に晴天日数が少ない。夕方から曇りで朝方晴れ、というパターンがしばらく続いており、なかなか撮影ができていません。夕べは早朝に目が覚め、オリオンが見えていたので半年前に作成した望遠鏡をベランダから覗いてみたところ、合成焦点距離(計算…