アクロマートvsED比較(M45)

SE120はD120mm F5 のアクロマートであり、SVBony 80EDはD80mm F7のED仕様の(セミアポクロマートである。EDのほうは1群2枚でガラスが低分散ガラスを使っているということである。値段的には1万円弱高めだがやはりEDが魅力で購入していた。

SE120の青ハロ対策をいろいろ考えてきたが、ここでM45で両者を比較してみた。SE120には自作レデューサーのAC2をつけ焦点距離は526mmとなっているので80EDの560mmに近い。いずれもUHCを付けている。

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モニター上でほぼトリミングなしにカットした全視野であるが、まずまず大差なさそう。次に部分拡大をしてみると、

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青ハロはやはり残っているが、左上拡大では星像としてはまずまずのようだ。ただしSE120+AC2のほうはややフォーカスが甘く、検討は必要だ。

というわけで、口径差で集光力は2.2倍違うことも考えると、アクロマートも使いようのように思える。やはり暗い星雲をできるだけ簡単に撮りたいと思う。