2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

NGC7822 近赤外光観測結果

NGC7822は地球から約3000光年離れたところにある散光星雲で、ケフェウス座というよりむしろカシオペア座に近いところにある星雲です。可視光像(ただしY2フィルターで青色カット)は先のブログで掲載してあるが、同じ日に撮った近赤外像(720nm~約1300nm)で…

夏の終わり、白鳥とケフェウスの散光星雲

そろそろ残暑厳しき折、という言葉が出てきそうな候。24日25日は奇跡的に深夜を通じて晴れとなった。しかし今日8月26日は午後から雷雨となり、昨晩頑張って朝3時まで天体写真にふけったおかげで何とも眠い一日でした。気が付くとアンドロメダ姫が天頂に、富…

いて座M17

M17もいて座にある明るい散光星雲で、ハクチョウや数字の2に見える、と言われる(中西昭雄著)。画像は右が北。 周辺の淡い部分は荒れているが、これは階調処理でRをかなり高階調にしたため。ISO8000などと設定しているが、銀塩の感覚ではISO1600でも「ざら…

M8干潟星雲

いて座M8星雲。 下記画像はMSPhotoで5%弱縮小しただけで4.5MByteになったもの。元画像は10.5MByteなのでアップロード不可。同じjpegなのにずいぶん容量が変わり、しかも画像が荒れてしまいました。それにしても、どうみれば干潟に見えるのだろう。 C8Nにク…

M20三裂星雲(可視光画像)

いて座の星雲M20です。北側(画面左)の青っぽい部分が少し出ましたが、やはり露出が短いのでしょう。Pen-F(m4/3)ではフルサイズ換算2000mmになるので、EQ-5ではスペックオーバーで。残念。でもAC4を付けたのでM21も入りました。 C8NにクローズアップレンズA…

IC4756 潮汐尾

どこかでtidal tailという言葉を見たが、「潮汐尾は、銀河から宇宙に伸びる星と星間ガスの薄くて細長い領域です。潮汐尾は、相互作用する銀河間の銀河潮汐力の結果として発生します。」とWikiにはあり、銀河では長く尾を引いた写真を思い出す。IC4756は散開…

アクロマート青ハロ対策~最終~

SE120はアクロマートレンズ、しかもF5という短焦点なので青ハロが盛大に写る。この2年間、いくつかの対応を検討してきたが、そろそろ卒業したいので、Y2フィルター+ホワイトバランス調整の組み合わせを検討した。 結果、Y2で青ハロは消えるが、色バランスが…