ユニコーンとオリオン

大谷選手の活躍で有名なユニコーンは、そういえば冬の星座だよね、ということで調べてみたところ、撮影には南中を過ぎているがまだ良い位置のよう。

1枚目:クリスマス星団の中のFox Fur Nebula。「狐の毛皮」に見えるらしいが、わずかに暗黒星雲のもやもやが見える程度。画面右下にはかろうじてコーン(暗黒)星雲が。

ツリー全体はHII領域だが毛皮の周囲はレイリー散乱で青っぽい反射星雲、となるとカメラはノーマルとすると、手持ちのフィルターはUHCなので力不足は否めないようだ。かなり階調をいじってみましたが限界。いずれQBPを買ってみよう。(D200mm-F5+UHC+PenF直焦点、EQ5+PHD2自動追尾。IOS25600-60sec×47枚)

2枚目:NGC2261 ハッブル変光星雲。小さい星雲なので探すのは難しいかと思っていたら以外にも試写ですぐに発見でき、コントラストがよさそう。光らせている中心星は見えないようで、変光の原因は、中心星の変光か周囲のガス構造の周期的変化かどうかはまだ未解決のようです。面白い形状なので近赤外改造機で見てみるのもよいかも。(ISO25600-60sec×24枚B/W変換)

3枚目:自分へのお年玉?ということでずいぶん価格が下がったSkymemo-Sを購入。これならソロキャンプでビール片手に星夜写真も楽しめそうだ。望遠ズームを付けて150mmと300mmで60秒×インターバル撮影してみた。結果、300mmでは10分程度までは大きなずれはなく使えそうなことが分かった。でも、自由雲台ではカメラアングルを決めるのに少し苦労してしまうことも分かった。もう少し慣れが必要かも。(2024.2.13, 田貫湖駐車場)

Pen-E PL7, f.l. 300mm ISO6400-60sec×14枚、強拡大