2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

C8Nについにレデューサー装着

C8Nでレデューサーを付けたいのだが、Pen-Fで合焦させるには接眼筒の先、つまり鏡筒内部につけざるを得ず断念していた。しかし接眼筒先端に48mmΦのリングを「接着」することでUHCなどのフィルターも装着し、さらにクローズアップレンズも装着できるようにな…

M51 色収差補正

SE120で撮ったM51はすでにスタック処理してあるが、OM Workspaceで色収差処理をRAW画像で行い、比較してみた。結果は、10等以下程度の暗い星に対しては色収差補正は効果ありだが、8等級の明るい星では、その後の処理で輪郭が協調されてしまい、あまり効果が…

太陽の可視~近赤外スペクトル撮影

Pen E-PL5のIR改造機に回折格子フィルム(Edmund Optics、1000本/mm)を貼り付け、オリンパスズームレンズ(75mm固定)でNDフィルターをmaxでつけて撮影した。ISO200、F22-1/4000sec露光。 図1の中央部が暗いのは大気中水蒸気の吸収で、右側には近赤外領域の…

M51

そろそろ春の星座。夜でも風が結構吹いていたり、また花粉もバンバン飛んでいるので暖かくなるのは嬉しいが複雑な季節です。 M46と同じくSE120鏡筒にUHCを付けてPen-Fで直焦点撮影。暗い星が多く、M51も小さいのでF5のままで撮影した。ソフトで色収差補正を…

M46とNGC2438

とも座というやや聞きなれない星座にありシリウスの東約10度のところにいくつか星団がある。M46はその一つで、面白いことにその中に惑星状星雲NGC2438がある。しかしこれらは見かけ上の位置関係だそうで、つまり地球からの距離が違う。 アクロマーとの色収差…

トラペジウム近赤外像(フィルター効果)

SV105(フィルターレス)は近赤外領域まで感度があることから、フィルターを変えてオリオン座トラペジウムがどの程度映るのかを見ました。やはり850nm以上の波長では星間塵に隠れていた恒星を見ることができました。 撮影データ 主鏡: SV503 80ED電子アイピ…