Pen E-PL5赤外改造

 

ついにデジカメセンサー部のIRフィルターを除去し、無事組み立てを終了できた。ほぼ無事に!

Pen-Fがミラーレス最小と思って望遠鏡に付けて撮影していたが、Pen E-PL5のほうがより小さく軽かった。その分分解組み立ては苦労することが実感できた。なんといってもOlympusは米谷さんの「極限まで小さく、、」の精神は今でも受け継がれている。残念なのは経営者の資質かも。

 

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上:E-PL5 赤外改造後  下:Pen-F

以下、簡単に分解プロセスを記録しておく。

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マウントホルダー、両サイド、底蓋、ストロボシューのビスを外すと、裏蓋が外れる。

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フレキの接続を外すときは要注意。つなぐときはもっと難しい。。。

 

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いよいよ本丸。一番表側はFMCのカバーのようで、一応残しておいた。その下の暑さ3mmほどのフィルターを除去した。

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フィルター押さえの金属製枠は上下中央2か所がしっかりはめられていた。変形してしまうので、これは戻せなかった。

では問題点は何かと言いうと、、

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M42の上に新たな星雲? ができてしまった。日中の写真では見えないか目立たないのだが。どうもこのゴーストはシャッターボタンを押したときのパイロットランプが漏れているようだ。また、高感度・長時露光ノイズ低減をONすると見えない・目立たないことから、露光開始時の迷光として処理されているのかとも思う。課題が残ってしまった。

補足(20220124)

上記ゴーストについて検討した結果、長時間露出補正を「強」に設定すると、露出を2秒以上に設定するとISOの設定にかかわらずゴーストがでないことが分かった。分解する必要がなく、安堵。

 

最後に。

初代?Pen-Fの内部写真を。メカ部があまりにもぎっしり詰め込まれていた。

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唯一無二のロータリーシャッター機構

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ミラーが見える。昔のフィルムカメラは、外装を外すには外皮?をはぐとビス止めしている場合が多い。