IC410(Sh2-236)とNGC1893, IC405(Sh2-229) 可視~近赤外像(ぎょしゃ座)
この散開星団は星間物質から生まれてきている若い星たちの集まりである。これを取り囲むようにIC410(Sh2-236)という発光星雲があるのだが、その関係は距離もお互い近い(NGC1893は12,400光年、IC410もこのくらい)ことによる。
しかし観測手段の進歩ととも星雲までの距離も変わってきており、10,400光年から19,500光年以上とする報告があるようだ(IC 410 - ウィキペディア、無料の百科事典 (wikipedia.org)。同じくらいの距離にあるのか、より地球に近いところにあるのかわからないが、IC410でも若い恒星が生まれてきているという。ということで、近赤外まで撮ってみた。更に可視光のみの撮影をしようとしたところ、なんとPCのバッテリーが切れてしまった。加えてなかなか近赤外までとるのはE-PL5ではいろいろ問題がある。いずれはE-PL7でフィルター除去の大手術をしなければならないが、勇気がいるので逡巡している。
画像はOMWorkplaceで階調調整し、画面2割程度をトリミング。2022年11月3日 0時~3時 朝霧マリーナ駐車場にて。やや風があり。
IC405 可視~近赤外像
IC405(Sh2-229)は直径5光年、地球から1500光年とぐっと近い。
ISO16000-60sec ×8枚 スタック。