近赤外撮影-2

IR85+SV105(IRフィルターレス)をC8N(D200mm, F5)の鏡筒につけてM42中心部を撮影した。前回の鏡筒(D120mm, F5)よりは星間物質の分布がよりはっきりしているようだ。また微恒星も多め。ネットに公開されている同程度の口径での写真と比較すると、長波長ゆえシャープさはおちるが微恒星は写っている。それが狙い目でもあったので、一応目的達成のようだ。

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左:500msec×614枚スタック      右:15..6msec×2403スタック(トリミング)

トラペジウムは通常4個は普通にもちろん普通にみられるし、より大口径での可視光写真ではもっと個数は多い。比較すると、見えるものと見えないものがある。(#68157: 住宅街から撮影したオリオン大星雲トラペジウム by ひで - 天体写真ギャラリー (astroarts.co.jp)

欲を言えばより2μ、3μの長波長まで感度があればもっと「星の誕生」に近づけるわけだが、それはプロの領域。しばらくはこれで楽しもう。