ようやく撮れたM101超新星 SN 2023ixf (追記)

 


今年も梅雨入り9月までは望遠鏡もお蔵入り、と思っていたところ、意外な晴れ予報。どうせ夜はだめだろうと思いつつ、とりあえずいつもの場所へ。22時ころまで待っていると、どんどん雲が切れてついにM101の撮影を開始した。

もちろん話題の超新星が狙いで、最初にPen-Fで可視像撮影。次にカメラをEPL5赤外改造を付けて撮影し、深夜2時に終了。帰りはずっと下り坂だったが、なんと燃料計は黄色表示でひやひやしながら帰宅した。(Cerestron C8N, EQ-5 GOTO + PHD2自動ガイド)

左は6月16日23:15~23:58までの間の60sec撮影×17枚をスタッキング処理。ISO25600でUHCフィルターを付けている。

右は赤外改造EPL5でフィルターなし。ISO12800-30sec×9枚をスタック処理し、B/W変換した。時間はおそらく6月17日01時~02時の間。すでに仰角は40度以下。

両者を比較すると、右のほうが超新星は少し明るく写っているように見える。以前読んだ文献で、これは確か1.2μあたりの何らかの元素によるものと思うが、もちろん定かではない。

今晩も晴れそうなのだが、いつもの駐車場はキャンパーでいっぱいだろうか。とりあえずガソリンだけは入れておきたい。

追記:Pen-F撮影画像でもう1セットあったので、スタック処理のみの画像を追加。赤外画像との明るさの違いはない。

左:Pen-F 可視像  右:E-PL5可視~赤外像

Pen-F 可視光画像UHCfilter, ISO25600-60sec×9枚スタック、未処理