M104 ソンブレロ銀河

ようやく花粉の季節が過ぎたので以前から撮りたいと思っていたM104の撮影を行った。プロの赤外線観測結果では銀河バルジが消えてしまうということで、無謀にも近赤外改造カメラでの比較を試みた。結果としては、いくつものエクスキュースがあり、またも持ち越しであるが、一応備忘録として。

図1はセレストロンC8NにIR720を付け改造E PL5で撮影。ISO15800-30sec露光×26枚スタックした画像をB/W変換したもの。トリミングしてある。

図2は同じくUHCフィルターを付けたPen-Fで、ISO25600-30sec×27枚スタック処理したもの。日時は2023.5.16、図1が20時~21時、図2は21時~22時頃で、19時頃が南中だったので図2撮影時はかなり南西に傾いてしまった。

ここからはひいき目の味方だが、図1のほうがバルジ周辺の微恒星が写っているようだ。エクスキュースとしては、1)図2はややピントが甘い、2)仰角の違いによる大気ロス、などなど。はやりM104は2月の深夜にとるべきだったようだ。

図1

図2