夏の終わり「まゆ星雲」(可視~近赤外像)

本来は秋晴れが続く10月なのにさっぱりである。10月22日23日と晴れたが土日で近くのキャンプ場は満員御礼。その中で精進湖にあるフリーのキャンプ場があることが分かり、C8NとSV503を積み込んで出発した。精進湖キャンプ場は砂地の為か夜露が激しくせっかくC8Nをセットしたがほどなく夜露でぐっしょり。やはり対策を甘く見ていたようで、いろいろ手を尽くしたが結局D80mmの屈折に乗せ換えることにした。そうしているうちに、雲がでてきたり湖面から結構な水蒸気が上がってきて車を出入りしていた。夜露対策はカイロを巻き付けていたが、キャンプ用の断熱シートを貼り付けることにした。

D80mm-F7(セミアポ)+PenE-PL5(赤外改造)+CLSフィルター、ISO16000-15sec, 8000-30sec, 4000-60sec(WB7300K)各8枚スタック+階調調整。

中の暗黒星雲が見やすいようにとB/W処理してみたが大きくは変わらなかった。15cm屈折100分露光の写真がwebにはあるが、一見では引けを取らない?ようだ。

まゆ星雲(IC5146) | 佐久市ホームページ (city.saku.nagano.jp)

 

次に露光条件を比較してみた。8枚ずつスタック、階調は未調整である。左からISO16000-15s, 8000-30s, 4000-60s。

ISO4000-60s露光のほうが微恒星が多いように見えるが。いずれは近赤外のみで撮ってみたい。