M20

M20をD120mmのアクロマートで可視光域で撮影した。なぜ、ということだが、やはり近赤外像と比較したいからであり、この散光星雲の向こうにはここで誕生した恒星が120個もあるとのこと。E-PL5の近赤外でどうなるかはこれから。

 予想通り、UHCフィルターを付けただけでは華々しく色収差が写ってしまう。そこで階調処理でどこまで消せるかに挑戦した。方針は、まずBをほとんど消し、次にGとRでっできるだけ赤を強調。最終的にはコントラスト含めて背景色を黒っぽくした。しかし、当然ながら赤は強いのだが、M20の北側の青っぽい星雲部分も赤になってしまう。これならB/Wにしたほうがましかも知れない(笑)。ともあれ。

ISO8000-10秒×28枚スタック処理。Pen-F + UHCfilter, WB:normal。

ついでに処理前は。